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武装するエロス・1 「ブーツ」


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纏う、被る、履く、嵌める・・。
革、ラバー、PVCなどで身体を包み込むこと、それにより肉体の一部が露出した状態に蠱惑的エロティシズムを感じるのだが、それは武装された甘やかな毒のエロスとも言える。
この項目では自分自身のフェティッシュである幾つかの具体例を挙げて、いいなあ、かっこいいなあ、興奮するなあといったことを書いていきたい。

今回はブーツ。
ぼくにとってのブーツの定義はさまざまなフェティシズムを持った数多の人たち同様、非常に狭義のものだ。
ブーツというものは膝上であること、革であること、そしてレースアップ、プラットフォームなどでは決して無いこと。
そしてそのブーツという武装を最大強化するものが超ミニスカートだ。


最強2


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     -Julie Skyhigh-  『exhibitionist in microskirt&high heels boots』


 ところでブーツを描く画家は知る限りふたりいるが、その作品たるやぼくなど足元にも及ばないものだということを自覚している。
特にそのひとりは判るひとには「ああ、あのひとね」というほど高名なその画家は素材、質感ともに自在に描き分けることのできる妙手。
ただ、持つ世界観に違いがあり過ぎるため、ぼくは自分の物語内にその技をたとえ可能にせよ持ち込むことはできない。


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遅れた日記・4 「鬼王神社 / マフラー / 新世界菜館」

おはぎ


1月24日(木)


午前中制作。
行き詰った新作をひとまず中断し、連作の「ボルグスウェードカフェ」の2を描き始める。午後は外出。
かねてから気がかりだった神社へお礼参りにゆく。(カピタンのこと)
その後、新宿三丁目駅まで歩き、紀伊国屋名店会でマフラーを買う。金糸を上品に使った鮮やかな緑のペイズリー柄のものだ。今日はこのあとGと中国料理を食べに行く約束なので神保町へ向かう。
Gとの約束もあるが久々にボヘミアンズ・ギルドとブックスケイゾーでの探しものが楽しい。約束の時間になりGと落ち合うと早速入店。
ふたりだがとても広くて良いテーブルに案内された。

 日本人の味覚に合わせてるのか中国の香辛料の独特の強い香味は抑えられ、頼んだ八品そのどれもがおいしかったが特に「高菜と豆腐のあっさり煮」「ナマコ醤油煮込み」「花クラゲ」(甘酢の酢の物)「油麦菜の大蒜炒め」が素晴らしかった。
結構酒も飲み、食べたはずなのにそれほど胃が満たされた感じがしないのは合間に出される中国茶のせいか。
Gとふたり、すっかり堪能し勘定を済ますと腹の隙具合をみて焼き鳥屋へ入り1時間ほど飲む。
新宿でGと別れ、帰宅は12時。1時間ほど制作をし風呂へ入り、就寝。

北極のラエムクーBar 【2】



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★ ダイヤ菊 (諏訪大津屋本家酒造株式会社)

昔は竹の皮に包まれていたという。
何事も縁あってのめぐり合わせだがこのうまい酒に出会ったのは敬愛してやまない森内俊雄さんの
「帰郷」という短編のおかげ。ダイヤ菊が銘酒なら「帰郷」もまた名編。




普段飲む、新潟の「菊水」東京の「澤の井」「月丸」(数年前福井に移転)と並んで好きな酒だ。
都内の百貨店や量販店ではお目にかかったことが無いので、長野の醸造元から送ってもらう。飲むのは決まって本醸造だが、それは肴の味を損なわず、肴も酒の味を損なわないからだ。(純米だとやはり新潟「越乃景虎」「朝日山」などか。)
 まあ、それは好きずきだけど吟醸、大吟醸では味、香りとも主張が強すぎて食べ物を選んでしまうから。本醸造なら薄味、濃い味、生ものは言うに及ばず、揚げ物、炒め物なども大らかに包み込んでくれる。ワインや蒸留酒は濃厚であったりくせのあるものを好むけど、こと日本酒に限っては作りすぎのうまさ、香りがあるのは苦手かな。





たらこ


★ たらこ味付 (ストー缶詰株式会社)

函館のこの缶詰会社の製品はおいしい。
魚介中心だが、ふき水煮缶という珍しい製品も。




このたらこ煮缶の味付けは煮付け缶詰特有のくどさが無く、いい塩梅の甘辛さなので酒にはとても合う。
しらがねぎ、もしくは貝割れ大根を添え七味や山椒を振るとさらにうまい。

遅れた日記・3 「オリエント工業 / 海景 / つくね辛味噌焼き」



爆発する玉子

★ 「爆発する玉子」(2000)

渋谷美蕾樹の初個展でお買い上げいただいた作品のデータに修正と加筆をしたうえ彩色を施したもの。
現在も販売中の冊子の表紙に使用している。




1月16日(水)


 オリエント工業の林拓郎君から久しぶりに酒の誘いの電話があった。今日は三茶の「久仁」ではなく、西日暮里にあるタクちゃんお勧めの「菊一」。待ち合わせは7時。午前、午後と仕事をする。現行の作品の背景について考えあぐねた末、要塞状の岩山と海に決める。描き進めるうちにコンセプト・アート的な連作にすることを思いつきスケッチの整理をする。
身支度をし、5時過ぎの特急に乗る。

「菊一」はタクちゃんが予約を入れていてくれたおかげでゆったりくつろげる小上がりの席だ。お通しの塩豆が嬉しい。ここは焼きトンを焼き鳥と称していた頃の懐かしい風情の良い店だ。中でもつくねの辛味噌焼きがとてもうまい!
10時頃店を出、駅でタクちゃんと別れる。ハブでコロナを飲み帰宅。就寝前2時間ほど仕事をする。

随従性協調骨格筋と可変内骨格の相関図・①

ヴァン/ホーブ

★ VAN HOVE ( フランシーヌ・ヴァン・ホーブ )
  1942年フランス、パリ出身。


美しい。
技術もさることながらモチーフ、色彩ともに非常にハイセンスな画家だ。
その豊麗で瑞々しい色使いは卓上の果実、ベリーパイ、ジャム、紅茶などの写真以上のシズル感として現れている。
描かれるのは裸婦たちの気だるい午後のお茶の時間であり、カーテン越しの穏やかな陽光のなか背中に鳥の翼のペイントを施される女性であり、朝食後と思しきテーブルで物思う女性といった具合だ。そのいずれもが綺羅のような華やかさ。
一見、レコードジャケットのようだがこれは画集。しかしここから聴こえてくる曲はどんな音楽なんだろう。
 
 香ばしいブリオッシュの焼け具合やバターの塗られたバタール、そして硬くしまった林檎の酸味。そうしたものが観るものに味わいの想像をさせてくれる幸せな絵だ。
いや、本当においしそうなんだ。

遅れた日記・2 「雪 / レコード / 鶏スープ」

1月11日(月)


 目覚めたら小降りの雨が10時頃より霙→雪になる。本降りになる前に買い物へ。鶏手羽先のスープ煮をつくるため鶏手羽、じゃが芋、人参を買う。こんな雪の日にはうってつけのレコードを聴きながら、今さらの書き遅れ賀状を書く。
うってつけとは高田みどりの1983年のレコードだ。後、M氏が購入してくれた作品の加筆作業をする。これは数点あるため、かなりの月日が経過したままなかなかはかどらない。完成後も手作業でタトー制作もしなければならないのだ。
難航する作業にスープ煮をつくらないまま、あたまが煮詰まってきたので切り上げる。

 午後、別の制作をする。夜、一区切りついたところで料理にかかる。さあ、深夜だ。ランタンを灯し、CDをかけながら酒を飲み始める。
肴は鮪赤身の刺身、鬼おろしとエノキの和え物、温奴に実家で実った柚子を絞る。
雪はやんだ。





高田みどり

★ 高田みどり 「through the looking glass」(1983)


 打楽器奏者。このアルバムは過去の体験からか雪の日に聴く以外考えられない。
とは言え全曲通しではなく一曲目「アンリ・ルソー氏の夢」。マリンバ、カウベル、クロマティックゴング、木鈴のほか、オカリナ
今では珍しいスペリオパイプによる瞑想的、幻想的な曲だ。
緩やかな内的世界に引き込まれるような魅惑がある。残念ながらCD化はされていないか、もしくは廃盤か。
ちなみに美しいジャケットの絵はルソーの雰囲気を匂わせているが画家、落田洋子さんの手によるもの。


北極のラエムクーBar  【1】

 

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★ クラブマスター ミニ (チョコレート)

昨年、新たに加わったクラブマスター。
チョコレートの甘やかな香りでなんともリラックスできる。
葉巻というより香りのおやつ、といった感じで楽しめる逸品。



 ブログ第1回目の「月と雷雲」という作品に描かれているクマがラエムクーという名前。
酒飲みで始終葉巻を吸ってる。
そのラエムクーのバーということで、ここではぼくが好きな酒や葉巻を少しづつ紹介したい。
今回は葉巻。
よく買うのがアルカポネ・ポケットだけど、たまに楽しむのがこのクラブマスターのチョコレート。
これはうまい!缶を開けた瞬間から芳醇なチョコレートの香りがふわっと香る。クラブマスター以外のほかのチョコ、バニラ、ウイスキー、フルーツなどでここまでしっかり香るのはあまり無いように思う。





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★ メーカーズマーク シガリロ

缶がかっこいい。が、メーカーズマークはやはり吸うより飲むに限る。
ゴールドトップが飲んでみたい。


 メーカーズマークは人気の高いバーボンのひとつ。
まろやかな味わいで好きな銘柄だ。(ボトルの封蝋は今でも女性たちの手作業なのだろうか。愛好家はその封蝋を見て、手がけた女性が右利きか左利きかがわかるという説があるらしい)そのメーカーズマークの葉巻がこれ。普段楽しむ葉巻に比べれば高価だ。そもそもセロファン個装されてるものを買わないが。
で、おいしいかと言えば値段のわりには好みには合わなかった。

いちご畑でおじちゃんは日の出を待っている。


コンラッド

★ 「Grand Piano Classics」 コンラッド・ベッカー
    
一見、クラシックアルバムのジャケだがよく見るとおかしい。
過激な一曲目のほかはドローンアンビエントが多く、リズム
のくっきりした打ち込みの曲も収録されている。



    
 花沢健吾の「アイアムアヒーロー」を読んでた時にかけたこのCD。映画的手法のこのゾンビ漫画に何ともぴったりだった。コンラッド・ベッカーはオーストリアの現代音楽家、電子音楽家。そして様々な文化発信の仕掛け人。
「parzival-overture」は聴き様によっては發弦楽器のようなエフェクトをかけた緊迫感のあるミニマルのピアノ曲。
しかしグランドピアノの音はもはやここには無い。あたかも滝のごとく間断の無い40分以上の大作なのだが不思議と引き込まれてしまう。2枚組みのCDだが一貫して水の流れを想起させる。瀑布、曇天のもとの大河、地下水道・・・。



アイアム

★ 「アイアムアヒーロー」 花沢健吾

ゾンビ物としての要諦は押さえてるけれど、際立った新味は特別感じられない。のに、おもしろい!読者が普通考えるキャラクターの重要性という過去の漫画の常識がここでは希薄ゆえ、先が見えない、というのもあるかもしれない。
でもこのパターンの漫画は最近意外と多いかな?
 



 映画の中でもゾンビは好きなジャンルのひとつだが、その緊迫感と恐怖を漫画で表現するのは難しいんじゃないかと思っていた。しかしこの作品はそれを上手に描き出している。ただ、映像的展開を重視してるであろうそのコマ割りは一部の読者層からはもどかしく思えるらしい。動作描写や経過に細やか過ぎるためフィルムブックの様相を呈してる感もあるからだ。
 望月峰太郎の「ドラゴンヘッド」のようにならなければいいが、とにかくこの先の展開が非常に楽しみな作品だ。
 
ゾンビ映画の泰斗、かのジョージ・A・ロメロが今作を読んだらなんと言うだろう・・。
  

遅れた日記・1 「ピンクフロイド / 伊勢丹 / 四谷バースト」

1月3日(木)

Gが率先して作業してくれている黒戯画目録用のため、午前中、旧作の撮影をする。
2001年の初個展以前の作品が見つかる。未完だが捨て置くには少々惜しいもの。
口幅ったいが今では描けない昔の自分の絵の良さがある。敬愛する小説家,森内俊夫先生と何度目かにお話しした時「こういうもの(『骨川に行く』の事)は書こうと思っても今ではもう書けない」とおっしゃった時は意味がよくわからなかったが、今にしてみるとなるほどと思う。

ウィンタースタイル

★ 撮影の合間、ドールの写真を撮る。
  オリエント工業2002年生産のもの。
  名前は「リナ」。ウィンターコーディネイト。

 
 今日は曽根さん(元、バースト編集長・ピス賢)と飲む約束。
2時に小峰正治さん(レコードコレクターズのライター)と新宿の紀伊国屋書店で待ち合わせる。
長身の小峰さんは相変わらずお洒落だ。彼の提案で「新年のディスクユニオン」に立ち寄るとピンクフロイド「アニマルズ」のデジパックが安い。買う。その後、伊勢丹地下で日本酒、鯖と平目の棒寿司、焼き鳥を買う。寿司もうまいが、ここの焼き鳥がさめてもうまい逸品。
事務所に着き、さっそく飲み始めるが今日の曽根さんは慎重だ。年末年始と連日飲み過ごしたらしい。曽根さんがビールと実家から送られてきたという自家製のラッキョウと笹かまぼこを出してくれる。たちまち時間は過ぎる。もう10時半だ。小峰さんを残して事務所をあとにする。帰宅後、ハイボールを一缶飲みながら2時間ほど仕事をする。
プロフィール

kiemqu

Author:kiemqu
西牧徹/黒戯画世界

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