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3月・・・ 脱獄する植物  生ホッピー  冬の猿 

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☆ 天窓に飛ぶ鳥・・、という背景だったものを大幅に消して、半地下に降りる階段を描き込むことにし、進める。








3月3日 (火)


深夜、中国料理屋を出、雨で濡れそぼる東京芸術劇場前で激しくすっ転んだ。

転倒勢い余ってブロンズ像にオーバーヘッドキックをくらわせた。K子さんが「かっこいい」という「何がかっこい・・」

言いかけ、見るとK子さんは笑ってはいない。なるほどすばらしい転びっぷりだったな。しかし憎い。ブロンズ像が。

握手する距離で向かい合った二体の女性像の敷き台は磨き上げられ雨で濡れた大理石。その間を抜けようと

しただけなのに。しかし、すねに少しの打ち身だけで済んだのは幸運だったかもしれない。呑んで転んだのは

二度目だ。新宿の鶏料理屋の階段(15段ほど)を後ろ向きで落下するも転倒せず一階に着地できたときも

一階の客に拍手されたっけ。俺は選手じゃねえ。



中国料理屋でアトリエサード社長、鈴木さんとk子さんと呑んだ。

この場末にある「R」はオリエント工業のタクちゃんに連れて来てもらってから、すっかりお気に入りになった。

気取らない中国家庭料理を出す店で安価かつ美味。従業員はすべて中国人。笑わない。これで魚の蒸し料理

があればなお良いのだけれど。今日の注文。


〇 豆腐サラダ(麺状の干し豆腐ときゅうり、長ねぎを塩、胡麻油で和えたもの)

〇 豚耳のゼラチン固め

〇 くらげの大蒜ソース和え

〇 百合の芽と海老の炒め物(これは珍しくも非常に旨い。ジュンサイを大きくし粘液を取り去った・・、とでもいうような
  形状の百合の芽の食感がすばらしい)

〇 緑ザーサイ

〇 焼き棒餃子(客の殆どが頼むこの一品は、ちいさな鉄鍋に脂はじける気前の良い音、そして香ばしいにおいと
   ともに供される。

〇 鶏肉とピーマンの牡蠣油炒め。


ビール、ハイボールを何杯か呑み、紹興酒ボトル二本で勘定はひとり四千円。滞在時間は四時間半ほど。 





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☆ mike-cockril (1953) アメリカの画家。

古典絵画的な手法だが、少年少女の妖しい予感をはらんだ作品が非常に多い。
  
   先日facebookで「友達申請」をしたらすぐ了承してくれた。





3月12日(木)



同時に進めている4点の制作のうち、1点が昨日完成した。玩具の銃を構える少女なのだが、ある考えのもとによる習作

ともいえる。十年一日の如くから離れ、新機軸となるものを、とのアイデアだが未だ考えはまとまらぬ。


〇 基礎のできていない俺としてはとにかく丹念を心がけるしかない。

〇 割れた食器を描くのはむずかしい。

〇 直方体の建物の天窓。

〇 螺旋階段



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☆ geoff-smith  イギリスの作曲家。フィリップ・グラス、スティーブ・ライヒなどを好きなひとは気に入るだろう。
            夫婦によるピアノ、ヴォーカルは流れるような美しさで、ライヒなどより叙情的か。





新宿。

「K」で葉巻を買い、「R」で珈琲を飲むがここはおいしい。気に入りの窓側円卓は先客がおり残念。

苦味も濃さも申し分の無い熱い珈琲を時間をかけてゆっくり飲む。2階には窓の席近くに僅かだが展覧会の図録

などもあり、自由に見ることができる。

さて、時間。



胡乱な男女の坩堝。ジャングルのようだ。歌舞伎町の中でも最悪の場のビル二階「M」は小さな酒場である。

行きも帰りも数多かかる客引きをくぐり抜けてゆくその店はとにかく旨い。新宿というところは飲食店、中でも居酒屋

はいったい何件あるのだろう。しかし「M」のような下町的飲み屋というのは意外にも少ない。

伏魔殿の只中とは思えないほどに落ち着く店内だ。


「M」で写真家の田中流さんと呑んだ。開店5時。店明けと同時入店。一番乗りだ。

壜ビールを半分づつのあとは生ホッピー。 初めてのこれを目当てに今日はここに来たのだった。旨い!

俺は中、外によるホッピーはあまり好きではないがこれは虜になりそうだ。まるで別物に感じる琥珀色の上にキメの

細やかな泡がたっぷり。

6時半にアトリエサードの鈴木さんが来る。


『CRОW』での個展リポートを掲載した「TH・エクストラアート」を持って来てくれた。表2には「ロカイユの花粉」の広告

も載っている。

「M」では鶏を何本か焼いてもらい、センマイ刺し、牛筋煮込み(辛味のある煮汁は白ご飯にかけても旨いだろう。

刻み葱を乗せて)



数十メートルの執拗な呼び込みを退け、(まるでネオンのドブのような通りだ)つづいては三丁目「N」へ向かう3人。

ちょうど良い塩梅にカウンター後のドラム缶テーブルに着けた。ここはモツ焼きの店。

煮込み二種 塩にんにく、カレー(バゲット添え)ハチノス刺し(オリーブオイル、塩、バジルで和えてある)と、ガツ、チレ

を焼いてもらう。


まずい。最終特急の時間が迫っている。

駅までなんと鈴木さんが走ってつきあってくれたが驚く。この距離をあれだけ呑んだあとに走れるというのはばかげた

自慢であるが俺と鈴木さんくらいだろう。(からだによくないのは承知だがやむなかったのだ)しかし鈴木さんもタフだ。

俺よりも先に駅に着く。50歳と51歳。



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☆ 暖かくなってきたので夜、ベッドでの読書が楽になった。
  数冊を脇に並べ、思いつくままにページを繰る。




3月14(土)


何羽かのカラスが近くの寺の上を飛び交っている。カラスというのは線香のにおいに惹かれるのかな?

法事、彼岸その他多くのひとが訪れ、炊かれる線香が多いと思しき時、カラスが騒ぐような気がするが・・。


寝台列車、重機関銃、それらの調べ物をカラスの声を聞きながらする。いいなあ、ヨーロッパの寝台特急。乗ってみたい

もんだなあ。思い出す。日本の寝台特急に乗った時のこと。別れたAと今は無き「あけぼの」に乗り青森へ行ったこと。

退役寸前の老朽化を感じずにはいられないその車体ではあったが、内部の覗ける先頭機関車を目の当たりにした時の

感動は忘れない。



昼前、母の薬をもらいに病院へ行き、買い物と一緒に届けておく。今日はデイサービスの日。書道、絵手紙おおいに

結構。先日、職員のHさん、Gさんと話した時、塗り絵を見せてもらった。根気があってとても上手に完成させますね・・・、

と言われて安心したものだ。 (事実、松の木肌など俺よりはるかにうまかった。)


帰り、いつもの輸入食品屋で生サラミ、生ベーコンを買う。賞味期限が近づいてるためだろう、3パック千円とこれは

安い。この生ベーコンが頗る旨いのだ。その他缶詰 (牡蠣燻製オイル漬け、秋刀魚の山椒味噌味、帆立のバジル

ソース仕立て、など。)


昼酒。月桂冠を冷やで。

肴は先ほど買い求めたもので迷うが生ベーコンを。 水菜と独活を醤油、粉末のあご出汁で和え、ピンクペッパーを

散らす。そこへ軽くパルメザンを振るのだが、これは意外なようでいて実に合う。もう一品は刺身こんにゃくを醤油、

生姜、そしてわさびで和える。



夜、制作。



夜中、ドライシガーを1本楽しむ。着火の時のオイルライターは好きな匂いだ。

テーブルランプの下、吐き出される綿飴のような煙がゆるやかに散る。うまい。氷のように冷えた宝焼酎ハイボール。

これもドライ。これが終わり、酒は映画「冬の猿」とともに飲む。ジャンルを超え、いちばん好きな映画かもしれない。

ベルモンドは「リオの男」「カトマンズの男」が特に好きだが「冬の猿」は別格である。


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☆ それにしても昔のDVDは、あれこれ、鑑賞者に指図やら強制的宣伝などを押し付けず、すぐに本編が始まって

   くれるのが嬉しい。





3月26日 (木)


3時前、小峰さんより電話ありうちで呑む事にする。

昨年の「みうらじろうギャラリー」に来てくれたとき以来で久しぶりだ。惣菜パンをみやげに持って来てくれ

3時過ぎくらいから呑み始める。あ、うっかりハイボール飲んじゃった。もう、車で買い物に行けないぞ。



買い置きのブラックニッカ水割り缶が幸いかなりの数残っていたのでそれを開ける。

リビングのCDを次々かけるが、しかし、相変わらず博識だ。『レコードコレクターズ』のライターなのはわかるが

専門のジャズ以外にも通暁しているのが恐れ入る。

葉巻を吸いながらラムを飲み、音楽をかけ続け、気がつけば10時を過ぎている。


駅まで送る。

そう、彼が毎年くれる御守り。今年も戴いたのは嬉しいことである。








かれ

☆ 先日、Оと呑んだ。仕事の多忙、勉強とでなかなか会えずだったが半年振りに呑んだ。
  
   その時、宮城物産館でОが買ってくれたものだが、旨い。

   煮込んだあと、ニラのザク切りとしめじ、これを火を止める少し前に加えてみた。









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西牧徹/黒戯画世界

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