8月・・・花の流れる / あたらしい煙 / ふたつのキャットスーツ




○ 『レコードコレクターズ』の小峰さん、ケーキプレイのモデルになってくれるMさん、オリエント工業のT君
そんなひとたちと過ごした8月の日記。


8月4日 (月)


個展、画集へ向けての制作が佳境に入る。

だが、主眼は画集なので展示する作品とはサイズ、内容ともに制作の仕方はやや異なるものだ。

アトリエサード側の英断に感謝と同時、力も入る。

(性器描写、また、ペドフィリアを描いたものについてもすべての規制は解除されている)

今、「花」を描いている。
夜、咲く花で比喩ではない。
花、放恣な花。



昼過ぎ、小峰さんがやってくる。

彼はもう長いこと『レコードコレクターズ』誌のライターをやっている。

ジャズが専門だが、他ジャンルへの造詣の深さも計り知れない。



持ってきてくれたCDをかけながら明るいうちから飲み始める。

いつもながらCDのセレクトには唸らされる。無論俺など、知る由もない音世界の盤である。

特別な「葉巻」も持参してくれ、それは初めての「葉巻」だった。

鶏の山賊揚げ、そしてズッキーニのチーズ焼きを作る。あとはナッツ。



酒と煙と音に酔いながら日も暮れ、駅前の居酒屋へと席を移す。

ここはたまにひとを誘ったりするが主にひとりで開店と同時飛び込み、カウンターで飲む店。

にんにく天ほかネギ間、レバー、砂肝など焼いてもらう。


10時。
帰る彼を駅まで送る。
あっという間のいちにちだ。






おぼろ


「朧」 (2014)
○ 完成した8点目の小品の一部。









8月19日 (火)


傍から見れば親娘ほどの歳差があるMさんは昨年の大阪での俺のトークショーで初めて会い、撮影のモデルを快諾して

くれたひとだ。職業柄、ゆとりある休日状況ではない彼女と会うのはこの度3回目。

1日を過ごすのは楽しいが、こまかな撮影プランの設定には中々至らない。



今日の「のぞみ」は隣席に客はおらず、快適至極で名古屋に午前11時前着。(なんと帰りの隣席も空席)

落ち合うカフェにすでに彼女は居た。(百貨店内婦人服売り場の片隅にあるこの店はとても落ち着いた佇まいで客も少なく

心地良い)



俺の偏執的撮影内容に驚くほど賛同してくれるMさんはとても可愛いひとだ。

店を出たあと、市街から外れたところにある「ノリタケの森」へゆく。

陶磁器メーカーが設けた広い庭園内のレストランに入ると涼やかで広々とした店内は大きな窓にレースのカーテンが

引かれ、客もまばらで心地の良い暗さ。話しもしやすい。

梅酒のソーダ割りとビールで打ち合わせをする。


(中略)



夕方。

前回行った鶏料理屋で飲む。

ここの焼き物はとても旨い。

コスチューム、撮影内容、日にちなどを今回は具体的に決めることができた。(かなり過激なものだ。)



後、駅まで送る。

彼女は2時間近くかけ、帰宅するのだ。

ホテルへ戻り、コンビニで買った酒を飲む。

我が家はテレビを打ち捨てたので観ることは決して無い。

が、日常を離れた、こうしたところでBSなど見るのはいいな。

『世界温泉紀行』というのを見ながら二本目をあける。







海灯 (2010) 8.0

○ 「海灯」 (2010)
   画集に例外的に載せる作品に加筆してゆく。







8月22日(金)


オリエント工業の林拓郎君に招かれて彼の新居にゆく。

ひどく暑い日。

時間前に着いたので歩いてみる。この街はひさしぶりだ。カメラマンのMと酒場めぐりをしたとき以来だから

1年ぶりか?



タクちゃんが迎えに来てくれた。

駅からあるいて10分ほどのマンション。

羨ましいな。専用の鍵を持たねば内部には入れない構造だ。

奥方のAさんが帰るまで酒をふるまわれる。

なかなかマメだ。タクちゃんは。枝豆の両端をきっちり切り取り、ゆでてくれた。

いつもこうするのだと言う。



彼は俺の版画作品を買ってくれていて、壁には額装されたそれらが掛けられている。

Aさんが帰宅し、3人でタクちゃん行き着けの焼肉屋へゆくがここが実に旨かった。

なんとユッケが供されるのだ。無論名称はユッケではない。なんと言ったっけ?

その後、再び彼らの家に誘われ、ラムなどごちそうになると時計は早や、11になろうというところだ。



辞去しタクシーを拾い駅まで。

帰宅したころにはすっかり酔いも醒め、ビール缶を手に仕事。






P1020413.gif

○ オーストリアの音楽家。ウド・ユルゲンス。
  このひとはアニメとは何の関わりもない。が、この最新版一曲目はどうだろう。
  まるで80年代のロボットアニメのオープニング・ソングを彷彿させる。
  青空をバックに飛翔、分離合体する戦闘機が眼に浮かぶようだ。








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西牧徹/黒戯画世界

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