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pollen of the rocaille



pollenのコピー





11月4日 (火)


きつい。

壁、床、ソファ、その他平坦な描きこみを続ける作業が。

たかだか30cm四方の面積が、こうも毎日だと一畳ほどの大きさにも見えてくる。

あと何cmかで塗りこみが完了というところがいちばんきつい。

そんな時、目を虚ろに、口を半開きに、と、だらしない顔つきでやると少し楽になることに気づく。

そう、根を詰めた顔をしない。そして音楽は欠かせない。






P1020622.gif

☆ 80年後半より活動した『詩人の血』、後、メンバー2人によって結成された『オー!ペネロープ』のミニアルバム。
  二曲目「vertigo high」」の気だるい浮遊感、そしてジャジーな間奏が今もってすばらしい。
   辻睦詞 (Vo)が、かつて「アズテック・カメラやワイヤーが好き」と発言していたことを思い出す。
  (ワイヤーは当時アナログで2枚買ったがすぐ売った)

  このひとのヴォーカルは魅力的だ。俺が女だったら惚れる。

  
 



 
  約束の時間は18時だが、いらいらが募り始めたので早めに家を出よう。

高校時代のKとHとの定例の呑みだが、早めに診療の終わるHとは先にひと呑みする。

新宿。

「鼎」

ふたりで呑み始め30分もするとKが来る。

まあ、話すことといえばたいしたことはない。いつも同じだ。だが、この安心がいいんだよ。もうこいつらとは

何も気を使うことはないもんな。楽。久々で気が晴れる。

卓には銀杏、えいひれといったつまみ。そして蛸 (ここのは旨い。どう旨いかというと地蛸のブツを湯がいた

あたたかなものが供される。) 鶏の竜田揚げ、その他。



2時間ほどで河岸を変える。

香港屋台が仕舞いなのでホルモン横丁へゆく。

ここは4軒の店が同居するところであり、客はそれぞれの店から「出前」をとることができる。

飲みながら考える。俺はなぜこいつらとこれほど長い付き合いなのだろう。

趣味嗜好話題がまったく違うのになあ。



 随分呑んだ。店を出、ふたりと別れ雑踏を小走りだ。

最終特急に間に合い帰宅したのは1時半。駅から家。酔ってこれだけの距離、徒歩はつらいな。

誰ひとり行き交う者無い漆黒に近い登り道を15分。酔いにまかせて蛇行歩き。



気分は晴れたので風呂に入り、猫をかまい、冷えた宝焼酎ハイボール(ドライ)を冷蔵庫から出し

「壁」の描きこみを再開する。

寝る。今日からシーツを冬物に替え、布団も干した床が気持ち良い。

ストンと包丁で切られたがごとく意識は途絶える。



P1020620.gif

☆ バルトークやヨゼフ・スークは真夜中に聴くに限るがブルックナーも俺にとって「夜類」だ。
   交響曲8番は7番に注いでの気に入り、どちらも何度聴いたかわからない。





11月16日 (日)


遼遠とも思えたすべての「塗り」も完了した。


回を重ねた打ち合わせも今日が最終日。

西武新宿線特急、小江戸で高田馬場。


もう二度と行くまいと思ったカフェに仕方なし入る。(隣のDが休み)

ふうむ、なぜ、こんなにまずいんだろうな。なぜ、こんなにまずくできるんだろうな。このコーヒー。

店内はそれでも意外と込み合ってはいるが、なるほど、コーヒーを飲んでる客はほんの僅か。



日曜なのでアトリエサードは編集長の鈴木さんひとり。

修正箇所のチェックをいくつかと、デザイン変更などをし、出力してもらいすべてにくまなく目を通すと

これで万事完了。



時間は18時半。例のごとくふたりで街へ呑みに。

「えいちゃん」へゆく。安く、活気があり実に旨い串揚げの店だ。日曜というのに我々が入ると

あとは予約客の席でいっぱい。

レバーとハツの素揚げ串 (これが揚げたて、舌を焼く熱さに香ばしくもやわらかい肉の旨み)

こんにゃくの素揚げ、牛串、蛸串、紅しょうが天、蟹爪肉揚げ、ハチノスの煮込み(なんという旨さ)

今日はK子さんも呑みはじめに合流でき、3人で呑み、食べた。



2時間制ゆえ、惜しみつつも勘定。

「海と」(カイト)へ流れる。

夜の神田川を越えるとあるこの店はまたすばらしい。100円からの肴があるのだが、安くともきちんと

旨い。頼むどれもがだ。

もとは立ち飲みということもあり、立ち飲みファンは椅子に座らず談笑しつつ飲み食いしている。

満席。だが、ひとつの卓を客が譲ってくれた。有り難い。



ここでは銀杏、蛍烏賊の炙ったもの、鯛の昆布締め、葱の玉子焼きを肴にハイボールそして広島の酒を3合。

良い店を教えてくれたよ。編集長。(打ち合わせのあとはいつもここ)



11時33分最終特急にあわせ、ふたりがまた駅まで送ってくれる。

あとは。待つだけだな。出来上がりを。





12月19日(水)


P1020618.gif


☆ 大阪のTさんがつくってくれたサテン製の薔薇のコサージュをリナのベレーにつけてみた。
   全体のコーディネイトに良く合う。
   オリエント工業のH君が以前うちに遊びに来た時、200?年製のこの製品の保存状態がこれだけ
   良いユーザーは少ないであろうと言っていたがどうなのか。





入稿完了で呆けてしまう。

この日何したっけ?

覚えてるのはこれもまた久しぶりなのだがGと呑んだ日だった。

先日、十年前の原宿の個展の時、Gと写った写真が出てきたのだが、彼はあまり変わらない。


18時。新宿。

昼はおだやかな気温が、暮れると急激に肌寒くなるので油断がならない。

紀伊国屋名店街を歩き、時間調整するが、ここも去年からいくつかの店が入れ替わった。

惜しい店がまたひとつ消えた。




ホルモン横丁内、三八。

ここはロースターで焼くもつ焼き屋だがここも久しぶりだ。

今日はhpnの会ではないのでPはいないがふたりで呑むのも数ヶ月ぶりで楽しい。

ガツ、牛肉赤身、マルチョウ、ハチノス、あとなんだっけ?野菜はエリンギ、獅子唐といったところか。

少々塩味が過ぎるが肉自体は頗る旨く、焼きたてはいいなあと思いつつビール、ハイボール

がすすむ。

品書きにあるペロペロウインナーとは何かでふたり笑うもそれはとらず。 謎。(後日判明 再び笑う。)

なんだか今日は高いなあ!と言いつつ二軒目に入ったのは8時過ぎくらいだっけ?



「鼎」

やはりここはテーブル席より光度をぐっとおとしたカウンターが良い。

煩わしい音楽もなく、比較的静かなのが魅力な、歴史ある酒場というのが特徴。肴もよい、が、その分値段もよい。

ばくらい、そして蛸ブツをとり、静かに飲む。落ち着く。

今時めずらしい柱時計は電動ではなく二箇所のねじを巻くゼンマイ式の本物だ。

この店へ来ると池袋西口の「松風」を思い起こす。ここも旨い店ではあるが・・。


待ち合わせ時は楽しいが、呑み、時間は過ぎ、勘定、ひとり帰路というのは寂しい。

あっというまだからなあ。

帰り着いたのは何時だっけ。1時くらいか・・。

個展用の最終作に手を入れながらペンデレツキをかける。ハイボールを飲む。うまい。






P1020601.gif

追記)  今月、いつだったかは失念したが、午前の仕事を終え、中上健次の「バッファロー・ソルジャー」
      を読み返しながら昼酒を飲んだあと、見ると仕事部屋から見える森林上空にみごとな虹がかかった。
   
      これほど大きなものを見たのはどれくらいぶりだろう。
      吉兆と思い込む。




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ついに公開された表紙、良いですね!
これは大変期待してます。
オープニングでお会いしましょう。
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Author:kiemqu
西牧徹/黒戯画世界

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