随従性協調骨格筋と可変内骨格・④



ハンマー

★ ヴィルヘルム・ハンマースホイ (1863-1935)


 
19世紀末のデンマークの画家。
人見知りで極めて内向的な変人だったというこの画家の室内画は現実を描きながら生活感は見えず、なおかつ観る者を惑わせるような奇妙なアレンジが加えられている。取っ手の無い扉、脚の長さの揃わないテーブル、脚のないピアノ、人物の頭髪に隠し絵のように描き込まれた髑髏のような影。

 静謐な室内空間は寒々と感じるほどの硬質な筆致で描かれ、色彩もストイックなほど抑えられている。また、町並みや自然公園などの風景画、建築画、いわゆる木の肖像画も数多く描いているが、そのいずれもが無人の曇天下という暗鬱な作品に仕上げられている。




ハンマー2

        「室内、ストランゲーゼ30番地」 (1899)




スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

kiemqu

Author:kiemqu
西牧徹/黒戯画世界

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR