海城塞 / 苺 / 荊



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4月26日(土)


 鉛筆画にボードがなぜ適さないかは濃密に描き込む画風の作家なら御存知なのだろう。

漠然と感じてはいたが、それがなぜかようやくわかった近頃。 ガラス板をオーダーし、その上でケント紙に描き、蒙

を啓かれる思いだ。

(壷のなかの豆を掴み取ろうと手が抜けなくなり不思議がる猿のようだったな)

扱いは無論ボードのほうが良いが完成作品の差異は歴然たるもの。



今日も快晴だなあ。

午前の作業を終え、車でスーパーへ。

天井の高いスーパーやホームセンターは息抜きになる。




買ってきた小海老を茹で、マヨネーズで和える。(少々の菜種油、粒コショウをプラス)それに小松菜としめじ、油揚げ

のおひたしをつくり、これが昼酒の肴。(土日の昼は飲む)

相変わらず冷蔵庫脇に設えた「喫飯所」で飲む。



先週買ったソニーの掌サイズのラジオをつけて飲むのがここ最近の気に入りなのだが、安価のうえ、頗る音がよいので

気分もよい。

ストリングスやピアノなど実にクリアな音なのだ。このちいさなスピーカーから出る高音質の音声は昭和のラジオ

(同サイズとして)ではまずありえなかったな・・と思う。



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そうこうしてるうちに酒もなくなった。肴もなくなった。で、魚を焼く。

今日はゆうべの残りの鮭を焼くのだが、近頃はグリルではなく焼き網で。

グリルが、なぜ焼き魚に適さないかは焼き魚が好きな方なら御存知なのだろう。

漠然と感じてはいたが、それがなぜかようやくわかった近頃。

焼き網を買い、その上で魚を焼き、蒙を啓かれる思いだ。

(この歳になってわかったつもりがわかってなかったことに気づくことのなんと多いことよ)




食べながら回想。

過日のすき焼きを唐突に思い出す。

「HPNの会」というのがあるのだが(二人の友との月一の会食で、ことのほか楽しみな会)今月は湯島の某すき焼き屋において。

老舗。佇まいは抜群に良い。木戸をくぐり一歩店内に入ると昭和の旅館のにおいで郷愁におしつぶされそうになる。

味も良い。(小鉢の味は別)とにかく平成において稀有な店だ。しかし、仲居さんの笑顔がない。老練ゆえの合理性なのか以

前もそうだったのだが。

世辞や愛想笑いをすれば効率は下がる。わかるがちょっと寂しいよな。

そんなことを思い出し、おいしい鮭を食べながら無表情だったのでにやっとしてみた。酔ったいきおいだ。



昼寝。



夜の作業。

『borgswede-cafe』の続編的中篇、「棘の作法」のため、ガラス工芸のしらべもの。読書(山本道子詩集・思潮社刊)

4時間ほど、作業を進める。





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西牧徹/黒戯画世界

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